学校教育専修

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成長過程にこそ喜びがある

播種をしてから10日が経過した今日5月11日。苗の大きさは、私の小指の第一関節を越えた高さにまで成長しました。手で葉をなでるとふわふわとした柔らかさとみずみずしいひんやりとした冷たさに感動しました。私が前回水やりをした3日前は、まだ5ミリ程。たった3日間で3センチ程にまで成長した、苗の力強い生命力を感じました。

これほど感動したのには、もう一つ大きな理由があります。私は去年も農業研究会で活動していて、苗が枯れかけたのを身近に見ていました。授業の合間に様子を観察しては、「大きく育って!」と声をかけていた1年前の日々を思い出すと、今目の前ですくすくと成長する苗を見て涙が出そうになりました。

私は、小学校の先生になることを目指しています。授業をするときには、教科書の内容通りに進めていくのではなく、自分の実体験を資料や写真を提示しながら子どもたちに伝えていきたいと考えます。

そうすることで、通学路の畑の様子や育てている人に興味や感謝の心をもち、自分も育てたい、など感じることで学習内容の入り方も全く異なり、主体的に取り組むことに繋がると思うからです。

学修以外にも時間をたくさんつかえる今、農業研究会で様々な作物の成長や育て方などを学び、教員になった時子どもたちに伝えていきたいと思います。

学校教育専修2年 佐野ゆずか(静岡県立富士東高校出身)

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〈播種7日経過〉

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〈播種10日経過〉