観光専修

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地元の宿泊業で働きたいと思ったキッカケ ~観光業で地元に貢献~

現在、4年生は就職活動中です。これまでの学びをどう社会で活かすかを考え、活動しています。

観光専修4年F.Mさんは、長野県出身で、今回地元の温泉旅館から就職内定をいただきました。そんな彼女から在学生、高校生の皆さんへコメントをもらいました。

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私は人によろこんでもらったり、人の笑顔を見ることが好きで高校生のころからサービス業に興味があり、この大学に入学しました。国家試験(旅行業務取扱管理者)やサービス接遇検定、世界遺産検定などの取得に力を入れ、他に独学でカラーコーディネーターやABC協会認定ブライダルプランナー検定の取得をするなど、就職先で活かすことができる資格の取得に積極的に取り組んできました。

そして今回、地元である長野県で旅館のスタッフとして内定をいただきました。これまでに、将来のことが不安になったことが何度かありましたが、日ごろから支えてくれている家族や友人、相談に乗ってくださる先生がいてくれたおかげで乗り超えることができました。

また、2年次の後期にある「インバウンド概論」の授業が私にとって大きく変化するキッカケとなりました。世界遺産の岐阜県白川郷合掌造り集落へフィールドワークへ行き、外国人観光客へインタビューをした時のことです。英語で話すことが得意ではなく、海外の方と話したことがなかった私はかなり不安でしたが、海外の方に、自分の話したいことを少しでもわかりやすく伝えたいと思い、模造紙に英単語とイラスト・写真を貼るなどの工夫をし、その紙を見せながら自分の話すことのできる英語で一生懸命伝えました。その結果、1時間に10組にインタビューすることができました。海外の方が話す英語を必死に聞き取り、お互いわかり合えた瞬間はとても嬉しかったです。このフィールドワークをきっかけに人に話しかける恐怖心を以前よりもなくすことができたと思います。

この経験を活かし、お客さまにとって大切なひと時を楽しく笑顔で過ごしていただけるようなスタッフになりたいですし、やりがいをもって仕事ができるよう、残りの大学生活も過ごしていきます。

(写真:「観光ホスピタリティ演習」でのホテル実習のようす)