観光専修

新着情報

ホテル・旅館実習を通して~「観光ホスピタリティ演習」~

11月下旬、私たち観光専修2年生は高山市のホテル・旅館へホスピタリティ実習に行ってきました。

「観光ホスピタリティ演習」では、座学を通して、観光ビジネス業で必要とされるマナーやおもてなしの心を学びます。そして、その後実際にホテルや旅館でお客さまのお出迎えをしたり客室のチェックをしたりと実習を行っています。

(1)旅館実習 ―飛騨高山 本陣平野屋

ここでは、学生がお客さまとして「チェックイン~お部屋のご案内」を体験し、その後有巣若女将から「旅館ならではの心遣い」についてお話を伺いました。

写真 2023-11-25 13 40 41.jpg

(2)高山市内見学 ―飛騨高山 まちの博物館

まちの博物館では、高山の地理・歴史・文化を学芸員のスタッフから学びました。

写真 2023-11-25 14 37 22.jpg

(3)ホテル実習 ―飛騨高山温泉 ひだホテルプラザ

お客さまのお出迎え・お見送りに必要な待機姿勢、お辞儀を学んだあと、ロビーにてお客さま対応を行いました。また、客室担当の仕事のひとつである「ルーム・チェック」を体験しました。

写真 2023-11-26 11 15 26.jpg写真 2023-11-26 11 32 33.jpg

体験した学生の声

青木 さくらさん(2年生)

今回の高山ホテル・旅館実習を通して、座学では学ぶことのできない観光ホスピタリティの生の姿を体験できました。私は卒業後、ホテルへの就職を希望しています。ホテルスタッフに求められることは、多岐に渡りますが今回痛感したのは、「観察力」が必要とされるということです。ロビーを通られるお客さまが「宿泊予定のお客さまなのか」「レストランを利用されるお客さまなのか」「何かを探しているお客さまなのか」を瞬時に考え、スタッフからお声かけをしている姿がありました。お客さまの目的や希望を瞬時に感じ取り、応対をする姿に感動しました。また、旅館ではスタッフの「親しみやすさ」は大切ですが、その一方でお客さまの状況に合わせてパーソナルスペースを保つことの重要さを学び、とても奥が深い世界だと感じました。実習を受けこれからも、大学の学びだけでなくボランティアやインターンシップなどの活動も行っていきたいと考えています。