1月下旬、観光ビジネス論（1年開講）では、現役の通訳ガイドである田口誠先生をお呼びし、「岐阜県内観光の魅力を外国語でどのように伝えるのか」についてお話を聴きました。

通訳ガイドとは、正式名「全国通訳案内士」のことで、報酬を得て外国人に観光ガイドを行う専門職をさします。

全国通訳案内士の国家資格に合格してから、どうやって仕事を得るのか。

通訳ガイドとして、外国語が堪能である以前にどんな知識や能力が必要なのか。

実際に、高山1日観光をプランニングしながら、バスや電車の時刻表をみたり、観光パンフレットをみたりしながら学生は思い思いのツアーを企画しました。

短い時間でのプランニングでしたが、「別の授業で学修している、観光地理のことや時刻表の見方が役に立った」や「岐阜のことや日本文化について外国語で伝えるだけでも大変なのに、旅行業務についての知識も必要とは知らなかった」といった声がでました。

授業最後には、アメリカ新副大統領のカマラ・ハリス氏の勝利演説を英語で聞いたり、英国エリザベス女王のスピーチを聞いたりしながら、生の英語教材を使ったお手軽学習方法についても教えてもらいました。