観光専修

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訪日外国人と在留外国人 ~インバウンド概論の様子~

観光・英語専修3年次の専門科目「インバウンド概論」では、訪日外客(インバウンド)の歴史や現状を学ぶ一方、今年度からは「在留外国人」について学んでいます。
「在留外国人」とは一定期間以上日本に滞在し、仕事をしたり学校に通ったりする外国人のことです。

今日の授業は、在留外国人のなかでも「留学生」に着目しました。大学や専門学校に通う留学生は、「私たち日本人学生と同じようにアルバイトできるのかな?」「アルバイトの掛け持ちって出来るのかな?」等素朴なギモンも出てきます。

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そんな素朴なギモンを学生のみんなで話し合いました。もちろん、これまでに学習した入管法(正式:出入国管理及び難民認定法)を参考にし、「アルバイト出来るけれど、私たちと違って気を付けないといけないことがあったり制限があったりする」「卒業後はアルバイト先で雇ってもらうことは難しい」など考えを発表しあいました。

在留外国人に関するさまざまな法律を学ぶことは、難しいかもしれませんが、「コンビニでアルバイトしている外国人の人って・・・?」と具体的にイメージしながら考えてみると案外楽しく勉強できるかもしれません。

過去最高数を記録している在留外国人に注目し、観光産業も新たな市場を創ろうとしています。

「観光と在留外国人?」と思うかもしれませんが、在留外国人たちによる帰国や海外旅行・国内旅行となると観光産業が関わってきます。

身近なところから始める国際理解、国際交流。コロナ禍においても出来ることはたくさんあります。