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遠隔で学ぶ、英語の正しい発音の仕方

卒業後、英語教員やインターナショナルスクールスタッフを目指す学生が受講する「外国語(英語)基礎」の授業では、教員たちが英語のただしい発音(フォニックス)をzoomで行いました。フォニックスとは、つづり字と音素(音声)の関係を規則化して教える教授法のことです。イギリスやオーストラリア、アメリカといった英語圏の国々で子どもたちに読み方を教えるため広く用いられています。英語のつづりは、約80%が文字と音のルールに沿ってつくられています。

HP5.28.jpg今日の授業では、まず山中マーガレット先生から学修のポイントについて説明がありました。
1. フォニックスとは何か

2. 英語圏ではどのようにフォニックスを教えているのか

3. 日本でのフォニックス教育について知る

4. ただしい英語の発音のコツ

 イギリスでは、子どもたちにどのようにフォニックスを教えているのか解説をきき、日本の教育現場の現状を学びます。学生も実際にフォニックスのルールに則り発音をします。マーガレット先生からは、口の動きや舌の位置について厳しくも的確なチェックが入ります。

 学生からは、英語の発音についての質問や実際に教えるにはどうしたらよいのかなどの質問が上がりました。ここでは、英語の音声学を専門とする安藤先生から解説がありました。
 英語の発音に自信のない学生も何度も練習し、だんだんと正しい発音ができるようになりました。

遠隔の授業でも黒板を使って解説したり、英語の発音をチェックしたりと普段の授業と変わりません。
来週からは、「三密」に注意した形で対面授業が再開できそうです。