観光専修

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グローバルな時代に必要なこととは~第3回SGGブロック大会を通して~

観光・英語専修3年授業の「インバウンド概論」では、主に訪日外国人観光客と日本観光について学びます。2019年10月13.14日に第3回SGGブロック大会が岐阜市内で行われました。

SGGブロック大会とは、全国にある善意通訳ネットワークが集まり、「岐阜の国際交流事業」「岐阜のインバウンド観光」や「在日外国人や留学生との関係構築」などを分科会と実地研修を通して学び、考え、深める大会です。
この大会に授業の一環として観光・英語専修の学生が参加協力しました。

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【学生の声】

 私は、実地研修で岐阜かかみがはら航空宇宙博物館と花フェスタ記念公園をめぐりました。研修中では、参加スタッフの英国出身の方と話す機会がありました。自己紹介や大学で何を学んでいるか、お互いの趣味や好きなことを話しました。なかなか単語が出てこず、あきらめようとした時も、「間違ってもいいから、ジェスチャーと単語だけでも良いからまずは話してみて」と声をかけていただき、つたない英語ながらもコミュニケーションをとることが出来ました。実際に話してみて、自分の伝えたいことが相手にしっかり伝わったと感じた時はうれしかったです。間違えることが恥ずかしくなって黙ってしまうことは日本人特有なのではないでしょうか。恥ずかしがらず、話すこと、伝えようとする気持ちが何より大事であることを学びました。

 また実際に博物館では学芸員の方に日本語で案内をしていただいたあと、グループワークとして日本語の案内をどう英語にするかということを考えました。専門用語や難しい用語が多く大変でした。英語力を磨くこと、コミュニケーション能力を高めることも大事です。けれど同時に日本のこと、岐阜のことを知り、訪れた外国人の方々に色々な提案が出来るよう、私自身が岐阜のことを深く学ぶ必要があると思いました。 (3年 岩崎)

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在日外国人や外国人観光客が増え続ける今の日本で、私たちがまず動き出さなければいけないことは、母国のこと、地元のことを知ることではないでしょうか。知らないのに外国語で紹介することは出来ません。魅力を伝えることも出来ません。この大会を通して体験したことを、今後の学校での学びや諸活動に活かせるようにしたいですね。

最後になりましたが、このような貴重な体験をさせていただきましたSGGブロック大会主催のぎふ善意通訳ガイドネットワーク会長河合雅子様、ありがとうございました。厚く御礼申し上げます。