メタバース利活用コース
メタバースとは?
メタバースは、メタ(meta)= 超越 と バース = ユニバース(universe) 宇宙 を組み合わせた造語です。
メタバースとは、インターネット上に創られた、3次元の仮想空間を示します。
現実世界に実態を置きながら、仮想の空間で現実世界の様な体験や現実世界ではできない様な体験ができる空間を創造していく、それがメタバースを創造するということではないでしょうか。
また、これからWeb3.0の時代となり、次世代の「分散型インターネット」や「ブロックチェーン技術」が普及してくると、独自のルールや価値による土地や通貨などの資産取引や、現実の国境を超えた自由なコミュニケーションが、どんどんメタバースで広がっていく可能性があります。
メタバース利活用「どんなことができるの」?
メタバース利活用として、みなさんが一番身近に感じられるのは、ゲームではないでしょうか?『マインクラフト』や『あつまれ どうぶつの森』などでは、気軽にメタバースが体験できます。
また、コロナ禍によりリモートワークが普及したことにより、大学の遠隔授業や企業のリモート会議で活用されたり、美術館でデジタルアート作品を展示したり、アーティストがライブをしたり、アパレルブランドがショップを展開したり、ゲーム以外の用途にも活用の場が拡大してきています。
メタバース利活用「何を学ぶの?」
岐阜女子大学のメタバース利活用コースでは、もちろん、3DCGなどのメタバースの構築に必要なデジタル技術も学びますが、
- デジタル図書館を構築するには?
- バーチャルミュージアムを運営するには?
- デジタルアーカイブのデータをどのように活用するのか?
など、企業DX、観光DX、教育DXでの活用なども視野に入れながら、図書館司書として、博物館学芸員として、デジタルアーキビストとして、メタバースをどのように利活用していくのか研究していきます。
岐阜女子大学のメタバース
木田資料メタバース博物館
故人である木田宏先生のインタビュー動画のデジタルアーカイブを活用して、木田宏資料メタバース博物館を作成しました。メタバースだからこそできる表現や工夫についても研究しました。教材としても活用しています。
下呂温泉 水明館 メタバース
老舗旅館のロビーをメタバースに構築しました。
観光情報や地域情報の発信空間として研究を行なっています。
メタバースクラブ
メタバースを作ってみたい有志が集まって、メタバース制作のクラブ活動を行なっています。