大学院案内

大学院からのお知らせ

生活科学研究科 学生の学会発表

令和7118日(土)岐阜県栄養士会 第34回岐阜県栄養改善学会で、生活科学研究科大学院生が発表を行いました。

演題「調理加熱による市販ハチミツの抗酸化作用への影響」

ハチミツは抗酸化に関わる栄養素や成分を多く含み、健康食品として注目される食品です。ハチミツを加熱すると、加熱時間や温度帯によっては抗酸化能が高まったり、逆に低下したりすることもあると言われています。また、こうした研究は、採取後すぐのハチミツを使って調査をされることが多いです。

しかし、私たち消費者にとっては、加工処理を施された一般に市販されているハチミツではどうなのかが気になるところです。

市販されているハチミツを、家庭で調理に利用する加熱時間や温度帯を参考にして、様々な条件で加熱処理をし、抗酸化に関わる成分と抗酸化活性を測定しました。

そして、ハチミツの抗酸化という栄養機能は加熱によってどのように変化するのかについて、測定データをまとめ、本学会で発表しました。