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出藍の誉れ(沖縄サテライト校) その1

3月23日(土)沖縄サテライト校で学位記授与式が行われました。
9名の院生が無事にこの日を迎えることが出来ました。

大学院修了おめでとうございます。

沖縄サテライト校が発行している、機関紙『出藍の誉れ』から院生のメッセージを
シリーズで紹介していきます。

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「感謝夢に向かって~何歳(いくつ)でも夢は叶う~ 」
  文化創造学研究科 初等教育学専攻 (通信教育課程)T.Nさん

私は、小さい頃から教員にあこがれていました。教員だった母の影響もあり、自然と先生になるのだと心に決めていました。結果的に教員採用試験に合格し、教員へのスタートラインに立つことが出来ましたが、これまでの道は決して順風満帆というわけではありませんでした。なぜなら、私は、大学卒業後、民間企業で4年ほど、営業としてバリバリ働いていたからです。
人と話すことが大好きで、営業として働いていた私は、天職だとさえ思いました。しかし、心の片隅に眠っていた、「私はいつかお母さんのような先生になりたい」という思いが、沸々と溢れ出てきたのです。そんな時、岐阜女子大学大学院の進学を決めました。
4年ぶりの学生生活は、とても新鮮で、すごく勉強になりました。一度社会に出て働いたからこそ感じる見え方が、そこにはありました。なによりも、夢に向かって進んでいるこの時間がとても楽しく、ひとつひとつの学びが、とても実り多い物となりました。
大学院1年の時は、営業の仕事を辞め、学校現場に飛び込んだ時期でもあったので、大学院で学んだことを、すぐに自分の学級で実践しました。もちろん、理論のようにうまくいかない時もありましたが、学んだことを即実践できる、この環境がとてもありがたく、大学院の授業を通して、人生で初めて勉強が楽しいと感じました。
2年生の時は、教員採用試験の試験勉強が控えていましたので、平日はひたすら教員採用試験の勉強を行い、週末には大学院で学ぶといったスタイルになりました。その甲斐あって、無事に沖縄県教員採用試験に合格し、4月には2回目の(笑)社会人をスタートさせます。
岐阜女子大学大学院では、私のように学びなおしの人もいれば、ストレートに大学院に進学してきた人もいます。様々な世代の方が、それぞれの目標に向かって学ぶ場は、これ以上ない、贅沢な環境だと思います。岐阜女子大学の強みは、まさにそこです。岐阜と沖縄、そして世代間を通して学べる環境は、学問だけでなく、人生という面でもあらゆる学びにつながります。あの時、思い切って「先生になりたいから、会社辞めます!」と言って本当に良かった。少し遠回りしたけど、大学院に進学し、学びも深まり、小さい頃抱いていた思いが本物だったと実感することもできました。これからは、子供達と関わりながら、夢と希望を与えられる先生になりたいと思います。そして、最後に一言、「いくつになっても夢は叶う!」