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保育実習室

特別プロジェクト活動報告!その2

 スロープ立ち上がり壁の配筋も終わり、次は型枠設置工事です。

 立ち上がり部分に「えほんかん」の文字を入れるために、硬質ウレタンホームの端材で切り抜き文字をつくり、型枠に取り付けました。

 白いキャップがついているものはスペーサーといい、必要な「かぶり厚」が取れるよう取り付けます。

※「かぶり厚」ー鉄筋からコンクリート表面までの距離

 

 外側には、コンクリートを流し込む際の圧力で、型枠がひろがらないように、しっかりと楔を挟み込みます。

 天気の都合で、コンクリート打ち込みは建設業者さんにお願いし、コンクリートが乾いたところで、型枠を皆でバラしました。
 「えほんかん」の文字とキリンの模様が、きれいにできているか心配でしたが、写真のとおり、バッチリでした。他の立ち上がり壁部分も、豆板状のブツブツがなく、ピカピカに仕上がりました。
 次にスロープ面の配筋です。鉄筋の結束は、何度も体験し、プロ級の腕前(?)になりました(^_^)ノ。コンクリートで隠れてしまう部分だからこそ、正確に!  スロープ面のコンクリート打ちです。ミキサー車がスロープの所まで入れないので、一輪車で生コンを運びます。
 生コンを入れた一輪車で何度も往復し、スロープの勾配になるよう、高さ調整を行い、均していきます。

 スロープ面は、滑り止めの効果も考え、刷毛引き仕上げ(コンクリート表面をほうきで掃いた仕上げ)としました。これで完成ですヽ(・∀・)ノ ♪

次回は、建物内の作業の様子をお知らせしま~す(^ー^)ノ~~

特別プロジェクト活動報告!その1

 皆さん、こんにちは(*^_^*)

特別プロジェクト活動で建設している「読み聞かせ絵本館(保育実習室)」の完成も近くなってきました。

後期から、室内では階段づくり、滑り台づくりが始まり、外部では、スロープづくりが始まりました。

後期の特別プロジェクト活動を報告します!

 下のスロープ基礎の板図に沿って、スロープ部分の掘削を行っていきました。土が固く、大きな石もゴロゴロ出てきて、かなりの力仕事です( ;∀;)   基準となる高さに水糸をはり、深さの確認をしながら、掘りすすめました。
 図面を見やすくするために、大工さんが板図をかいてくださいました。これで間違いなく、確認できますd(*^v^*)b  掘削したところに、捨てコンクリート30mmを打ちます。一輪車でコンクリートを運び、平らに均していきました。
 捨てコンクリートが乾いた後、基礎の鉄筋を組んでいきます。結束線という細い針金(U字型に折れ曲がっている)を回し、ハッカーという工具の先端の爪に引っ掛け、クルクル回して緊結します。  鉄筋の間隔も@250になるよう、正しく配筋していきます。施工の授業で学んだことを実践!
 鉄筋を曲げるための工具、ベンダー(上部写真)を使って立ち上がり部分を加工します。

 経験者の3年生は、スムーズにハッカーを回して鉄筋を緊結していきます。        その2につづく

特別プロジェクト活動報告!

 夏休み前、前期最後の特別プロジェクト活動を行いました!

 ツリーハウス部分にのぼる階段の骨組みを組み立て中です。

 この日も大変暑い日でしたが、冷たい飲み物とアイスを差し入れて頂き、小休憩(〃'σ`ゴクッッ..

 本当に暑い中、ご指導をして頂く大工さんにも感謝です。<(_ _*)>

 左写真:室内完成予想図です。中央がツリーハウスの部分です。
 現在制作している、ツリーハウス部分にのぼる階段を支える柱と梁の図です。
 階段を支えるそれぞれの柱と梁を角材から切り出して、ノミを使って、仕口加工をしていきます。  仕口とは、2つ以上の部材を組み合わせて接合した部分の事で、ほぞとほぞ穴を作って組み合わせます。上部はほぞ穴を作っています。

 柱と梁に加工した木材を、互いのほぞとほぞ穴に入れ、組み立て中。

 うまく入るかな・・・・・・ヾ(´ε`;)ゝ...

 普段は、ほぞもほぞ穴加工も、プレカット工場で行われてしまうので、一つひとつ、ノミで加工できたのは、良い体験となりました。

 屋外では、建物に入るためのスロープ部分の掘削を行いました。

 暑い中、スコップを使っての穴掘りは、本当に体力が必要で、交代しながら、掘り進めました。

 夏休み期間は、特別プロジェクトの作業もお休みです。又、後期から、続きの作業を頑張ります!

フローリング工事完了!

皆さん、こんにちは。

 ついに、床仕上げのフローリング工事が完成しました(^^

 これで、床・壁の仕上げ工事が終わり、次回はツリーハウス部分に昇る階段と滑り台の設置工事に入ります。

 フローリング張りが済んだ場所から、フローリング材を傷つけないために、養生用シートで、カバーしました。
 フローリングの仕上げ工事は、4月25日から始めましたが、部屋のかたちが八角形のため、コーナー部分はフローリング材を斜めにカット。

 そして、手洗い用の配管が立ち上がる部分も、配管の大きさにくりぬくなど、かなり難しかったです(;-;

 1年生も慣れない手つきですが、真剣に取り組んでいます(^^

 昨年の自分たちを、思い出しますね・・・・・・

 フローリング仕上げが出来た場所から、幅木も取り付けます。中央の柱の巾木は、柱のかたちに合わせて、角の面取りをしました(^^

  そして、4週間後の5月23日!!

ついにフローリング張りが完成しました(*^^*)

建物の外部では、スロープの位置だしをするための、測量を行いました。

 フローリング張りが完成したことで、室内の雰囲気がより一層、暖かみが増したと感じました。また、床の仕上げ工程の理解が深まり、よい実習になりましたv(^^)v

 2年生のHP委員が、報告しました!

初めての建設作業v(^o^)v

 4月25日の特別プロジェクト実習で、わたしたち1年生は、初めて現場作業を行いました。

 真新しい黒のつなぎに袖をとおし、はじめて触る道具やはじめて聞く建築用語に、少し緊張しながら、先輩方と一緒に楽しく作業を行いました\(^▽^)/

 最初に、先輩たちがフローリング張りの見本を見せてくれました。手際よく、フローリングが張られていきます。

 次は、1年生の出番です。必要なフローリング材の長さを測って、のこぎりで切っていきます。ポイントは引くときに切る、ということですが、のこぎりが真っ直ぐに引けません・・・(^▽^;)
 フローリング材が「あいじゃくり」加工されているため、隣の材と隙間が出来ないように、金づちを使って、溝をおさめていきます。力加減が難しい(*T_T*) ※「あいじゃくり」とは?:2枚の板の側面をそれぞれ半分削り、かみ合わせてつなぐ方法だそうです_φ(・ω・`)
 となりのフローリング材と隙間なく納まったら、反対側の溝部分に釘を打って、フローリング材を止めつけていきます。   一部残っていた床下地の作業にも挑戦。根太と根太の間には、発泡スチロールのような断熱材をはめ込んでいきました。
 根太の上には、フローリング材の下地となる合板を張ります。部屋が八角形のため、コーナーに当たる部分は、角を切っていきます。

 床下地の合板は、インパクトドライバーを使って、ビス止めをしました。思ったよりインパクトドライバーの振動があり、ビス打ちも一苦労です(;^_^A

初日の実習では、道具の扱いのほか、建築材料名や部材名など、おぼえることもたくさんあるな~と、実感しました。完成を目指して、楽しく頑張りますo(^o^)o