教員情報

学部・学科文化創造学部 文化創造学科(Faculty of Cultural Development)
職種准教授 【修士】
氏名(カナ)エゾエ マコト
氏名(漢字)江添 誠

研究分野(field of study)

文化遺産学、考古学、博物館学

研究テーマ(Research theme)

考古学発掘調査における3次元デジタルアーカイブ、文化遺産の修復・保存・活用など

研究実績一覧(Research Publications)

論文・資料作品等(Papers Material works)

表題 単・共著 刊行 概要(共著者名) 関連授業科目
「海外博物館彫像資料の3次元デジタルアーカイブ化の試み: イタリア共和国オスティア・アンティカ遺跡博物館での取り組みを事例として」 単著 第5回デジタルアーカイブ学会研究大会予稿集Vol.4-S1 オスティア・アンティカ遺跡ン博物館収蔵のローマ時代の彫刻群を写真測量の技術を用いて3次元デジタルモデルを生成し、アーカイブ化して研究・展示に活用するプロジェクトを事例として、3次元デジタルアーカイブの可能性を検討。 博物館展示論
The Correlation between Neighboring Cities in the East Coast Area of the Sea of Galilee: Hippos, 'En Gev and Gadara. 共著

co-author
ARAM 34:1&2. pp.168-175 エン・ゲヴ遺跡、ヒッポス遺跡、ガダラ遺跡のヘレニズム時代後期からローマ時代初期の状況を発掘調査に基づいて分析し、この時代のガリラヤ湖東岸地域の歴史状況を踏まえて、この地域における居住の変遷を考察。
『戦争と文化遺産』 単著 白峰社,2021年3月,共訳 Peter G. Stone and J. F. Bajjaly (eds.) The Destruction of Cultural Heritage in Iraq. Boydell Press 2009. の共訳および編集。 デジタルアーカイブ文化論

著書(Books)

表題 単・共著 刊行 概要(共著者名) 関連授業科目
『デジタルアーカイブの理論と実践』 共著

co-author
樹村房,2023年4月 日本デジタルアーキビスト資格認定機構編。5-4. デジタルアーカイブのための写真データ(73-75頁)、6-4. 3次元デジタルアーカイブ(89-90頁)を執筆。 デジタルアーカイブ文化論

学会発表

表題 単・共著 刊行 概要(共著者名) 関連授業科目
「出土遺物の 3 次元ドキュメンテーション」 第23回 デジタルアーカイブ研究会,2024年11月 考古学発掘調査において出土した土器片やランプ片などの遺物のデータは、従来の調査では多くの場合、手で実測を行い、平面図と断面図を作成して、写真とともに2次元のデータで発掘報告書に記載されている。しかしながら、実際の出土遺物を観察した経験のない人には報告書の遺物データから正確に実際の遺物を把握することは不可能と言っていいほど困難なことである。このような状況を解決する方法として、出土遺物の3次元ドキュメンテーション技術が進歩してきており、これらの技術を用いたアーカイブがなされることで出土遺物に対する理解度が大幅に上昇することが期待される。 デジタルアーカイブ文化論
「ガダラにおけるヘラクレス信仰」 日本オリエント学会,第65回大会,2024年10月,立教大学 ローマ帝国統治下のガダラで造幣されたコインに刻まれたヘラクレス像の特徴を分析し、フェニキア地方の影響やそこに込められた都市のアイデンティティを検討。

共同研究・委託研究等(Joint research Contract research)

表題 主・分 発表 概要 関連授業科目
科学研究費 基盤A 「生きられた古代宗教の視点による古代ユダヤ変革期の東地中海世界の総合的宗教史構築」 研究期間2020-2023年度 第二次ユダヤ戦争期のギリシア系都市共同体の宗教的状況およびガリラヤ地方とエルサレム周辺地域のユダヤ共同体の状況の調査、研究
(研究代表者:東京大学 市川裕)

講演

表題 単・共著 刊行 概要(共著者名) 関連授業科目
「3次元とともに描く考古学・博物館学の未来」 東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)主催 東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)主催、協働型アジア研究オンラインセミナー「3次元データでひらく"人文学"の世界」において、考古学発掘調査や博物館展示資料研究における3次元デジタルアーカイブの有用性について講演 デジタルアーカイブ文化論