生活科学専攻
特色ある活動
岐阜市信長公450プロジェクト学生デザインファッションショーファッションリーダー・Nobunaga
織田信長公岐阜入城・岐阜命名450年を記念し行われた「学生デザインファッションショー ファッションリーダー・Nobunaga」に生活科学専攻から2作品を出品しました。戦国時代に陣羽織の材料として用いられた羊毛を用いて、ファッションに強い拘りを持っていたとされる信長公の先進性を表現するためにチームでデザインと素材選び、製作に取り組みました。
大江成美(モデル・リーダー)、土肥彩香、笠井奏、丹野寛代のチームは「ふたも(二面)」(赤い衣装)を、西尾望(モデル・リーダー)、南部美玖、東方梨華、中島綾女のチームは「GIFU MODERN」(青い衣装)を製作し、ファッションショーに参加しました。
ECO+ものづくりプロジェクト
専攻の全学生が学年を越えてチームを組み、商品企画から製作・販売を行います。また、「ものづくり」を通した地域社会との連携をめざして活動を拡大しており、製作作品の販売にとどまらず、ものづくりの楽しさを伝えるワークショップ開催や、地域のイベントにも参加しています。それらの活動では幅広い多くの人とかかわり、コミュニケーションの重要性、必要性を学ぶ機会にもなっています。
この活動は家庭科の教員に必要な知識と技能を高めるため、縫製技術の向上はもちろん環境と消費生活のあり方など実践を通して学びます。しっかりとした基礎技術を身につけ細かな作業にも対応できるよう取り組んでいます。ひとつひとつの製品を最後まで確実に仕上げられる粘り強さ、わかるまで、できるまでやりきる根気を養うためにも重要な活動となっています。
生活科学研究会
生活科学専攻の学生と教員で構成された組織で、毎年研究テーマを決め、調査・研究を行っています。平成28年度は「山県市との伝統産業コラボレーション~伊自良大実の柿渋染製品の商品開発~」をテーマに取り組みました。食パンと餅を使って防腐テストを行い柿渋は防腐効果があることが分かりました。柿ZANMAIの工房で染色をした布地を用いてコースターやランチョンマット、巾着等の小物を製作しました。山県市の栗祭りやさぎ草祭で人気投票を行いました。平成29年度は「山県市とのコラボレーションpart2~伝統工芸を取り入れたワーキングウエアの提案~」をテーマにこどもげんきハウスと図書館の機能的なワーキングウエア(エプロン)のデザインを提案しました。職員の方から聞き取り調査を行い、要望等を取り入れました。特に図書館のエプロンは山県市の伝統工芸「伊自良大実の柿渋染」を行い、その布地を活用して製作しました。栗祭りやさぎ草祭での展示発表を通して、地域の伝統工芸を伝え発信していくことに繋がっています。
手づくり絵本コンクール
絵本製作を通して、子どもに与える初めての絵本についての理解を深め、優れた絵本に関心を持ち、健全な感受性を育てることを目指しています。また極めて優れ、新しい発想・着想の受賞作品を広く地域に向けて公開することで、地域の児童文化の発展に寄与します。
伝統文化裁縫コンテスト
日本の良さを発見、「裁縫」の言葉にこだわって、平成25年度より開催し、テーマは「祭礼」「ふるさと」「オリンピック」等をテーマに自由でオリジナルな発想の提案を衣服作品・アイデア作品の二つの部門で構成して開催しています。
中高生が日本の伝統文化に触れ、布を用いて作品を製作することを通して、ものづくりの楽しさを実感し、生活を豊かにするために活用する能力と創造力を育てることを目的としています。