ごあいさつ

50周年 過去から未来へ

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華陽学園 理事長 杉山 博文

10,000人を超える卒業生が産業界、教育界、そして、家庭で努力され活躍されています。
建学当初は、設備等に不備があり、ご迷惑をおかけしたことを申し訳ないと反省するばかりです。
しかし、歴代の学長、多くの教職員のご努力により、「2017年全国の高等学校の進路指導教諭が評価する大学」(大学通信)において、「入学後、生徒を伸ばしてくれる女子大学」で1位と評価されました。まだまだ、改善点が多くありますが、在学生、卒業生、教職員、退職教職員のためにも努力を重ねてまいります。
今、振り返ると、教室やさぎ草祭での汗まみれの若かった同窓生の顔が思い出されます。200組以上に出席させて頂いた同窓生の結婚式披露宴での輝く姿や師より早く旅立った告別式の遺影の笑顔、岐阜という土地に創立した大学が生んだ出会いの大切さを後進に伝え、謙虚に、前向きに、女性教育を担って行きたい。

過去から現在、そして未来へ

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岐阜女子大学 学長 松川 禮子

岐阜女子大学は、岐阜県下初の女子大学として「人らしく、女らしく、あなたらしく、あなたならでは」を建学の精神に、昭和43年に開学し、開学50周年を迎えました。これまで、多くの卒業生がすばらしい自然と学修環境の中で、生涯の恩師や友人とともに学び、豊かな人間性と高い専門力を養い、社会の一員として力強く羽ばたいています。また、地元就職率が81%(2017年度)と高く、在学中に得た知識、技術をもとに、地域の発展に寄与できる人材を輩出しています。
この50年の間に、大学を取り巻く社会状況は、著しく変化しており、高い教育力、特色ある研究など、大学の独自色を打ち出すことがより重要になっています。
開学50周年を迎え、過去から現在に至る確かな歩みを土台に、未来に向けて一層の発展を期して、教職員一丸となって、進んでいきたいと思っています。
今後も、学内外の関係各位の一層のご協力、ご支援を賜れば幸いです。

未来に向けて大きく羽ばたく大学

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岐阜女子大学 顧問 後藤 忠彦

岐阜女子大学は、創立50周年を迎え、さらなる発展へ向けて、蕾が花開く状況にあります。例えば、本学の学生は、他大学の学長・訪問者に、礼儀の良さを誉められ、管理栄養士や建築士を始め各資格では高い合格率を誇っています。
学術研究では、本学が学会の設立に大きく寄与し、文部科学省には、教育研究の成果が高く評価され、私立大学研究ブランディング事業(5年継続事業)に採択されました。
その他、各地域、他大学と連携した研究開発や全国書道展の開催(全国から1万数千点の応募)、沖縄女子短期大学と連携し「沖縄サテライト校」を設置し、沖縄の教育の向上に貢献するなど、多くの地域連携、大学間連携活動をすすめています。
このように、岐阜女子大学は未来に向けて大きく羽ばたく可能性を持っています。今後も、関係各位の暖かいご支援と大学関係者のたゆみない努力を期待します。

様々な改革があればこその50周年

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岐阜女子大学 同窓会会長 松原 さほり

この度は、創立50周年を迎えられ、心よりお祝い申し上げます。
同窓会員も10,269名となり、多くの卒業生が様々な分野で活躍していることは、大きな喜びであり、誇りでもあります。
私は、文学部国文学科の卒業生です。現在は文化創造学部 文化創造学科へと改組され、国文学科は存在しません。卒業生としては残念ではありますが、このような様々な改革があればこそ50周年を祝うことができる事も事実です。常に時代の一歩先を見据え、小さな地方の女子大という特性を最大限に活かし、様々な改革に取り組み続けてきてくださいました歴代の学長先生をはじめ教職員の皆さまに心より感謝申し上げます。
建学の精神「人らしく、女らしく、あなたらしく、あなたならでは」のもと、更なる成長と、大学の益々のご発展を祈念いたしますとともに、同窓会は末永く岐阜女子大学の応援役を務めていくことをお約束し、お祝いの言葉とさせていただきます。

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