書道専修

3ポリシー

ディプロマ・ポリシー

文化創造学専攻書道専修は、文化創造学部の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を受け、次の能力を有することを重視し編成した本専攻の教育課程を修め、必要な卒業要件を満たした者を学位授与の適格者とする。

  1. 教育者として「書写・書道」を総括的に理解・修得するとともに、練度の高い技能で多様な作品づくりができ、その文化を継承し発展させることができる。
  2. 岐阜女子大学の建学の精神・教育方針を理解し、書道を通してボランティア活動・国際交流に努め、学修の成果を活かし社会に貢献できる。

カリキュラム・ポリシー

文化創造学専攻書道専修は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を達成するため、小・中学校の「書写」、高等学校の「芸術科書道」の教員を育成すること、および高度な専門性を以って、書道文化を継承し社会に貢献する人材を輩出することをめざし、以下のカリキュラムを編成している。

  1. 教育課程の編成
    (1) 基礎・基本を大切に「基本点画」から学び、その後の臨書学習へと展開する。また書道概論・書道史・書論等の科目で「理論面」を補強し、実践的指導力を身につけるため「書写教育」・「書道科教育法」等を開設する。
    (2) 高等学校の「芸術科書道」では授業内容の9割が「臨書」であるため、各学年に〝千字臨書〟を課し「臨書力」が身につくように、各書体の講義を開設する。
    (3) 芸術としての「書道」の可能性も追求し、現代の書道を創造していくことができるよう「創作」の講義を開設する。
    (4) 書写検定試験の対策講座を時間割内で、教員採用試験・漢字検定試験の対策講座を授業時間以外に実施する。
  2. 教育内容・方法
    (1) 基礎・基本を徹底させるため、実技科目では合格制を取り入れて多くの課題を出し、理論科目では小テストを設定して、学修効果を高める。
    (2) 放課後および休祭日の作品制作だけではなく、夏期休暇には2泊3日の錬成会を実施し、行事への企画力・協調性とともに制作時の集中力を養う。
    (3) 学内での「大作展」・「半切展」の表装では、学生同士の相互支援の中で進める協働学習を通してコミュニケーション能力を養うと共に技術の伝承を図る。
    (4) 毎年の国内研修旅行・隔年の中国研修旅行を実施し、見聞を広め書道関係の知識を深める。
    (5) 各学年にアドバイザー教員を配置し、学生の学修・生活等についてきめ細やかな相談や助言を行う。
  3. 学修成果の評価
    (1) 2年終了時には、進級に必要な科目の単位修得と卒業研究等の履修に必要な基礎学力の修得ができているかを評価し、進級の適否を判断する。
    (2) 卒業研究では、論文に加え卒論発表会でのプレゼンテーション能力も含めて総合的に評価する。
    (3) 卒業制作では、3分野以上の幅広い作品制作ができしかも鍛錬度の高さを、「創作性」を観点に評価する。

アドミッションポリシー

文化創造学専攻書道専修は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)及び教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)を理解し、書道文化およびその継承・発展に深い関心を持ち、書写・書道教育の専門性を高め教育者になろうとすると共に社会に貢献しようとする人を求める。

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