初等教育学専攻

3ポリシー

ディプロマ・ポリシー

初等教育学専攻は、文化創造学部の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を受け、次の能力を有することを重視し編成した本専攻の教育課程を修め、必要な卒業要件を満たした者を学位授与の適格者とする。

  1. 幼児期から児童期にかけての教育に対して、見通しをもった課題を見出し、解決に導く教育実践の力を身につけている。
  2. 教育人として人間性・社会性に優れ、教育への情熱を有している。
  3. 理論と実践との往還により着実な教育実践力を有し、自己向上に励み社会に貢献できる資質を身につけている。

カリキュラム・ポリシー

初等教育学専攻は、卒業認定・学位授与の方針(デュプロマ・ポリシー)を達成するため、0歳から12歳までの子どもの心身の成長発達を理解し、ICT活用指導力を供えもち、教育の今日的課題に向かい、その解決に取組む保育士・教員を養成する。既設の「人材育成構想」(理論と実践の往還)に、授業方法としてデジタルと対面の最適な組み合わせによる効果的な学び方を視野に入れ、以下のカリキュラムを編成している。

  1. 教育課程の編成
    (1) 初等教育学専攻のカリキュラムは、子ども発達専修と学校教育専修で編成されている。それぞれ「幼児期の保育・教育」と「小学校の教育」を系統的に学ぶことができる。
    (2) 本学のもつICT活用に関わる教育資財を活かし、活用していく能力・技能を身につけることができる。
    (3) 保育、教育に関する理論学修と実践活動を重ねながら自らの子ども観、保育観・教育観を高め、保育者、教育者としての資質と教育の課題の解決にもつながる実践力を身につけることができる。
    (4) 集団学習等をとおして、仲間と保育・教育の本質を交流し合い、互いに高め合う力を育み、コミュニケーション能力などの社会性を育むことができる。
  2. 教育内容・方法
    (1) 理論・実践・討論の学修を通して思考力、判断力、表現力を養う主体的な学修を行う。
    (2) 1年次から4年次にかけての段階的な保育・教育現場等での体験活動を、年次毎に配置した教育実習に活かして、教師力を高める。
    (3) これからを生きる児童生徒に必要とする情報機器を活用する能力や学修をより効果的に学ばせていくドローン・メタバース活用技法に至る学修を修得する。
    (4) 地域の子どもに向けて活動するカリキュラムを位置づけ、積極的に社会参画ができ、優しさと強さと賢さを兼ね備えた保育者・教員となる取り組みを行う。
  3. 学修成果の評価
    (1) 学生の学修成果は、レポート、テスト、実技、行動力、出席率などで評価し、単位認定の適否を判断する。
    (2) 2年終了時には、進級に必要な科目の単位修得と卒業研究等の履修に必要な基礎学力の修得できているかを評価し、進級の適否を判断する。
    (3) 保育所実習、教育実習への適否は、必要な学修成果と進路への意欲等の評価で判断する。
    (4) 卒業研究の評価は論文内容と口頭発表で行い、全履修科目の学修成果を総合して、卒業の適否を判断する。

アドミッションポリシー

初等教育学専攻は、卒業認定・学位授与の方針(デュプロマ・ポリシー)及び教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)を理解した次のような人を求める。

  • 子どもとの関わりが好きで、幼児期の子どもの成長発達に深く関わりたいと考える人
  • 教師への憧れを強くもち、児童を教育していくことに熱情を持っている人
  • 仲間と力を出し合って共に成長していく学習や仕事がしたいと思っている人
  • 教育に関心があり、教育の課題の解決に取り組みたいと思っている人
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