生活科学専攻

3ポリシー

ディプロマ・ポリシー

生活科学専攻は、家政学部の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を受け、次の能力を有することを重視し編成した本専攻の教育課程を修め、必要な卒業要件を満たした者を学位授与の適格者とする。

  1. 衣・食・住に関する知識や技能を活用し、課題の見出しと解決に取組み、豊かな生活を工夫し地域社会で主体的に展開できる力を身につける。
  2. 家族に関する知識や技能を活用し、円滑な対人関係を築き、人と適切に接する総合的人間力を身につける。
  3. 消費生活・環境に関する知識や技術を活用し、生活上の多様な課題に対処できる自律性と協調性・倫理観を身につける。
  4. 洋裁・和裁の縫う知識・技能を備え、家庭科教員として的確な実習指導ができる力を身につける。
  5. これらの資質・能力を多面的に活用し、家庭科教育を通じて社会へ貢献することができる力を身につける。

カリキュラム・ポリシー

生活科学専攻は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を達成するため、教養教育科目、学部共通科目、専門科目、関連する選択科目や実践的教育を体系的に編成して開講する。

  1. 教育課程の編成
    (1) 教養教育では、自己確立をめざす基盤教育に注力し、地域社会のグローバル化に応じた情報学、外国語学と教養選択科目を配置する。
    (2) 専門教育では、学修の基礎となる共通科目と高度な専門科目を体系的に配置し、家庭科教員資格取得をめざした教育課程を編成する。 
    (3) 洋裁・和裁の技術向上のために、被服実習科目を多く配置する。
    (4) 論理的な思考力と行動力を身につけるため、卒業研究と学士論文の作成を必修とする。
  2. 教育内容・方法
    (1) 日常の生活課題を科学的に分析し、課題の見出しと解決に取組み、豊かな生活を創造するために実践科目を重視する。
    (2) 各学修分野について、カリキュラムマップ、専門・基礎テキスト、資格取得ガイドマップ等の教材や資料、授業と家庭学修の指針となるシラバスを提供し、学生の主体的な学修を支援する。
    (3) 実践科目では、被服実習・調理実習といった実習面に強い・実践的指導力の高い家庭科教員を養成するため、実習授業、グループ学習、課題解決型学習(PBL)、模擬授業等を実践する。創造的に考え、多様な人々取り組み、主体的に生活の問題解決をはかる人材を育成する。
    (4) 各学年にアドバイザー教員を配置し、学生の学修・生活等についてきめ細やかな相談や助言を行う。
  3. 学修成果の評価
    (1) 学生の学修成果は、レポート、テスト、製作物、行動力、出席率などで評価し、単位認定の適否を判断する。
    (2) 2年終了時には、進級に必要な科目の単位修得と卒業研究等の履修に必要な基礎学力の修得ができているかを評価し、進級の適否を判断する。
    (3) 卒業研究と全体的な学修について評価し、卒業の適否を判断する。

アドミッションポリシー

生活科学専攻は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)及び教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)を理解して、それを学ぶに足る基礎的学力を有し、学修に意欲があり、課題の見出しと解決に取組み、卒業後に地域社会での活躍をめざしている人の入学を期待する。

ページの先頭へ