資料請求

健康栄養学科

食育・教育

子どもたちと一緒に料理をしました!

 卒業研究の一環として、美濃ふたば幼稚園の年長さんと一緒に料理をしました。当日のメニューは、おにぎり、キッシュ、トマトスープ、りんごヨーグルトでした。
 レシピは、野菜をたくさん使い、子どもたちがタンパク質やビタミンなどの必要な栄養を摂れるようにという思いで考えました。トマトスープは、子育て世代向けの栄養教室で紹介したレシピとし、実際に子どもたちが喜んでくれるか確認しました。
笠井研1022.png 園児たちの嬉しそうに料理をする姿や園児からの「楽しかった!」、「おいしかった♪」という声に、温かい気持ちになると同時に、そのパワフルさに圧倒されました。しかし、幼稚園の先生方の園児への声掛けの仕方や接し方をみて、学ぶことの多い1日となりました。
笠井研10222.png 幼稚園の先生から「いつもは食べない子が食べてくれた」という声を聞くことはできましたが、苦手な野菜を積極的に食べてもらうのは難しいと感じました。子育て世代の方が、子どもが喜ぶなら作ってみようと思えるようなレシピになるよう、改善につなげていきたいと思います。ご協力いただきました美濃ふたば幼稚園関係者の皆様に感謝いたします。(笠井研究室 菊永 美桜)

第3回『健康寿命をのばす食教室』を開催!

9月は、カリウムや水溶性食物繊維摂取により、なぜ高血圧予防ができるのかを山県市の方々にお伝えしました。
適塩の方法に興味のある方が多く、適塩のポイントなど細かくメモを取っている方が多く見られ、少しでも役に立つセミナーが出来たのではないかと思います。献立についてもだしやごまを活用していることで丁度良い味付けで、食教室を通して『適塩食』への関心が高まったという方が多くいらっしゃったことがアンケート結果を通して分かりました。

藤田研1002.png

全3回の食教室を通して、子どもさんから高齢の方へ高血圧予防(適塩・野菜摂取)のための啓発活動が行えたのではないかと思います。この食教室を通して、地域の特性からセミナー内容を考える力、分かりやすい栄養教育を行う力を身につけることができたと思います。さらに、献立作成では、『適塩』はもちろんのこと、簡単に調理できる地域にあった献立作成が重要であることを学びました。これらのことから今後、地域の問題点や特性を理解し、地域に寄り添い、分かりやすい栄養教育や日常生活で実践しやすい献立の提案をして、地域の方々の食生活改善のために貢献できるような管理栄養士になれるよう頑張ります。
ご参加下さった山県市民の皆様、山県市保健介護課 管理栄養士 山田佐知子先生、ありがとうございました。
(藤田研究室 村松)

「健幸はつらつセミナー」全4回が終わりました!

卒業研究の一環として、地域の方を対象に合計4回の健幸はつらつセミナーを開催しました。どのようにしたら参加者の方に健康を意識してもらえるか、知りたいことはどういうことなのか、ということを考えながら、発表資料を作成しました。慣れないことばかりで最後までやりきれるか不安になったこともありました。しかし、最後のセミナーでは、参加者の方から"今後の生活にいかせるように頑張ります。""ぜひ来年度も参加したい。"などといった言葉をいただくことができ、嬉しさと達成感でいっぱいです。このセミナーを通して、栄養の奥深さ、健康の手助けをする難しさや楽しさなど、管理栄養士の仕事の魅力を改めて実感することができました。(笠井研究室 鈴木 遥)

写真1.内容だけでなく、文字や声の大きさにも注意しました。

笠井研0921図1.png

写真2.参加者の方と一緒に楽しく取り組む内容も取り入れました。

写真3.最後は、調理実習。これまでの内容を取り入れた献立を紹介しました。

地元沖縄での調査活動

 8月27日に沖縄県那覇市のコープあっぷるタウンさんにて、食生活に関するアンケート調査をさせていただきました。アンケートブースでの呼びかけや、お買い物中のお客様にお声かけをして、約100名の方々に調査にご協力いただくことができました。
藤田研沖縄1.png 直接お声かけをしてアンケート調査を行うのは緊張しましたが、20代から80代の方まで幅広くお話が聞けました。
 「夏は葉物野菜がないし、傷みやすいから困るね」とおっしゃられるお客様が多くみられ、年代によって調理法が異なるものがあったり、年代に関係なく食べられているものなど、詳細にお話しくださる方もみえました。「カンダバー」や「フーチバー」などをジューシーによく使うとおっしゃる方が70代、80代の方に多くみられ、食生活の違いも聞くことができました。
 今後はアンケートの結果をまとめ、より地域の方々に受け入れてもらえる改善策を考案できるよう頑張ります。

 最後になりましたが、ご協力くださいました地域住民の皆さま、コープあっぷるタウンの皆さま、ありがとうございました。地元の方々の健康を支えられる管理栄養士になれるよう頑張ります。

 藤田研究室 安次富楠月 伊波佳奈 国吉夢乃 島袋姫乃 眞榮田来華

"夏休み親子3Rクッキング講座"でエコレシピを提案しました

8月21日に岐阜市自然共生部循環型社会推進課主催の夏休み親子3Rクッキング講座が開催され、学生がエコレシピを提案しました。
メニューは「夏野菜たっぷりタコス」「栄養満点!余った具材で野菜スープ」「電子レンジで簡単!紙パックジュースゼリー!」でした。
小学生親子が6組参加してくださり、安全に小学生がお料理できるよう学生が補助しました。とっても楽しんでエコクッキングしてくれていました。タコスの皮がパリパリで人気でした。(大場研究室)

 エコポイント
・旬の地元の野菜をつかう(生産や輸送にかかるエネルギーが少ない)
・冷蔵庫の余った食材をつかう(タコスのお肉は鶏、豚、牛何でもOK) 
・食材の使い切り(タコスの具材で余ったレタスをスープの具に)
・野菜の捨てる部分(ヘタや芯、皮など)で野菜だし(ベジブロス)。

エコクッキング1.png