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実習棟エクステリア

第1回 竹垣講習会 開催しました。

9_1.jpg3月24日(土)、第1回 竹垣講習会を開催しました。
この日は、昭和造園土木(株)から、日比取締役と造園部の池上さんに来ていただき、実際に竹垣を作るのに必要な知識の講義を受けました。竹の加工と結び方の基本になる「しおり結び(通称:いぼ結び)」の実技指導を受けました。特に「いぼ結び」は、プロの池上さんは"さっさっさっ"とあざやかに結ばれましたが、やってみるとこれが大変難しく、"ゆるゆる"だったり、形が悪かったり大変でした。池上さん曰く、「練習あるのみ!!」

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昭和造園土木(株)の日比部長(左)と池上さん(右)から講義を受けました。 竹を加工する道具です。竹割、グラインダー、のこぎり、ナタを使います
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丸竹をキレイに切る方法を教えていただきました。(勢いよくのこぎりを引き、最後は竹を手前に廻しながらゆっくりと切ります。) 丸竹を道具を使って5等分します。始めの一撃がなかなかうまくいきません。
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次に"とんとんとーん"と力を入れて割っていきます。 8等分にも割れるようになりました。
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割った竹の節(ふし)をナタではらいます。(ナタにも両刃と片刃があるそうです) 次にグラインダーを使って、割った竹に水平部分を作ります。
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いよいよ、しゅろ縄を使って"いぼ結び"の実技です。(本当のしゅろ縄はすべりが悪いので、ビニール製のもので練習しました)
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イーゼルの脚を使って練習中!! 最後に池上さんのテスト(?)があり、必死に練習しました。


・次回からは、池上さんの指導を受け、建仁寺垣から作ります。
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実習棟エクステリア完成予想図

ex.jpg●門、塀、車庫、池、芝生広場、花壇を順次完成させます。
●各工事のデザイン及び施工は教員指導の下、学生が全て行います。
●季節ごとの花壇整備とあわせ、植木などの基本的な手入れなど、
住居学を学ぶ学生として必要な知識を実体験する場所として活用します。

ex1.jpg※ 画像をクリックすると拡大表示されます

ex2.jpg ① 建仁寺垣などの竹垣をつくります
ex4.jpg ② 住宅で多く使用される塀をつくります
(デザインフェンス、コンクリートブロック塀など)
ex3.jpg ③ 門、門扉、門灯など、レンガ積花壇をつくります