岐阜女子大学の建学の精神にもとづいた特徴づくり

2010.08.05

岐阜女子大学の建学の精神にもとづいた教育理念は、
慈しみの心を育み(人らしく) きめの細やかな感性を発揚し(女らしく)
自我を確立させ(あなたらしく) 責任ある個性が発揮でき(あなたならでは)
であり、専門性をもち社会で活躍できる人材を養成する(教養ある職業人)ことにあります。
その成果が、学生、教職員、卒業生など多くの関係者の協力でみえてきました。

心のこもった対応ができる学生の育成

岐阜女子大学を訪問された多くの方は、(訪問した際)多くの学生から挨拶をされたと驚かれます。
また、本学の教職員が学校、企業等に実習のお礼などに訪問したとき、「A大学の学生は躾ができていない。B大学の学生は形だけできている。岐阜女子大学の学生は心からの対応ができる。」と話されたとの報告があります。
これは、本学の建学の精神を理事長、教職員、学生が積み重ねてきた一つの校風(スクールカラー)として継承されてきた成果です。学生、教職員が守るべき宝であり、誇りであります。

就職率ランキングで見る本学の特色 家政・生活系で全国第1位

『サンデー毎日』の8.8号に、2010年の学部系統別就職率ランキングが報告されています。それによりますと、岐阜女子大学の家政学部は、左表のように第1位の順位になっています。

表1 2010年 学部系統別
就職率ランキング
表2 実質就職率の高い
文系の大学、学部上位
(『サンデー毎日』8.8号) (『産経デジタルSankeiBiz』より)

文系学部全体では、岐阜女子大学の文化創造学部10位、家政学部12位

また、産経デジタルSankeiBizの「文系の就職率が高い大学、学部~」には、右表のように、岐阜女子大学の文化創造学部と家政学部がランクインしています。
記事には、「10位と13位に岐阜女子大の文化創造と家政、15位に同じ安田女子大の家政、18位に昭和女子大の人間社会が入っている。女子大は小規模な大学が多いため、学生と教職員の距離が近く、就職支援にも積極的なことがプラスに働いている。」と報告されています。
指摘されているように、岐阜女子大学では少人数教育を実施し一人ひとりを大切に育成しており、それにより学生と教職員の距離が近くなり、よい教育効果を出していると思います。
これは、岐阜女子大学の建学の精神が、一つの伝統として継承されてきた成果だと感謝しています。

出身地での高い就職者 83%

本学では、地域の発展には学生が出身地で活躍するのが最も大切であると考え教育を推進しています。その結果、平成21年度地元就職者は83%となり、多くの卒業生が出身地で活躍しています。
また、大学院等では一部ではありますが、出身地域のサテライト校などでの履修可能にしています。このことは、高等学校の先生や保護者、地域の方々にも注目されています。

大学の教育を支える教員の教育研究力

科学研究等による教員の研究は、全国の女子大学で14位 外部資金による教員の研究は、全国の女子大学で10位

このような大学教育を推進するためには、教員の教育・研究力を高める必要があります。このため本学の教職員は、科学研究費による研究を始め、各教育に適応する基礎研究を進めています。これが文部科学省の科学研究費等の採択に表れています。

大学ランキング2011年版 朝日新聞出版 特色ある大学教育の確立へ

文部科学省からは特色ある大学教育として、「社会ニーズに対応した学士力と高い就職率・定着率を目指す教育」がGPに採択されています。
大学生の学士力を基礎として確かな力をつけ、就職率をいかに高めるか、全学で教育研究を推進しています。
教育としては、文部科学省からの支援で現代GPを初め、大学院、社会人対応のGP等、特色ある教育を確立するため努力しています。
岐阜女子大学は、これらを基礎として、全教職員が一丸となりさらに新しい展開をいたします。

岐阜女子大学 学長 後藤 忠彦