観光 写真・映像コンクール

地域に学ぶ~地域産業でまちを元気に~

いきなりですが、みなさん。新聞を読みますか?

毎日とは言わなくても新聞を読む習慣がある学生は残念ながら少なく、代わりにネットニュースを読む機会の方が多いようです。

67日、日本語文章表現の基礎の講義でお迎えした、岐阜新聞 中濃総局田島編集部長は第一声で「新聞記事は一次情報であり、信用性がある。」とお話されました。

新聞記者として長年岐阜に関わる仕事をしてきた田島編集部長は、現在担当されている中濃、なかでも関市について詳しくお話をしてくださいました。

関と言えば、「刃物」で有名です。包丁は、全国47パーセントのシェアを誇ります。岐阜には「何もない・・・」と思われがちですが、ものづくりという観点からみると、関市をはじめ岐阜県は全国でも有名な土地と言えるのです。

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「刃物」=「サムライ」をイメージして、現在では関市を訪れる外国人観光客も増加しています。昨年、あずきバーで有名な井村屋さんとともに作成した「井村屋のあずきバーで出来た日本刀アイス」は、当時のYahooニュースアクセス数全国1位となり関市が「刃物のまち」として世界へPRしたことで有名です。

県外出身者の学生も多い受講生からは、「岐阜市の隣にある関にはこんな有名な産業があり、面白い取り組みをしているのか」という感想がでました。

地方新聞を読むことは、地域について深く知ることにつながります。改めて新聞を読んでみようと思わされた貴重な授業となりました。

地域に学ぶ~スポーツでまちを盛り上げる~

2020年東京オリンピック、パラリンピック開催に向け、日本政府は、2020年に向け"訪日外国人観光客4000万人"を目標に掲げ、観光産業中心となり様々な活動が繰り広げられています。世界のスポーツの祭典を地域で盛り上げたい!そして活躍を期待される日本人選手たちを今から応援したい!そんな方も多いのではないですか?
 531日「日本語文章表現の基礎」の講義では、県内スポーツを中心に取材されている岐阜新聞編集局報道部の村井樹記者をお迎えしました。
 村井記者の1年間のスケジュールは、各種スポーツの県内大会、全国大会で目白押しです。そんな中でも県高校総体55連勝、新人戦54連勝、2017年度全国大会2冠を達成した岐阜県では有名な、あるスポーツ取材経験を中心にお話を伺いました。
みなさん、何のスポーツかお分かりですか?
 正解は各務野女子ホッケー部です。村井記者は、彼女ら女子高生から「生の声」、「生の表情」を記事にするには、時間がある時は常に練習を見に行く、試合がある時は必ず見に行き、話を聴くそうです。その繰り返しが選手との信頼関係を構築させることとなり、記事の文章にも躍動感が生まれると教えてくださいました。

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スポーツの写真を撮ることも大変で、1試合何百枚も撮りその中から数枚を決め、試合後すぐに記事にすることが多いそうです。掲載写真が決まってから頭の中で記事を考え、その場でメモにし、その後記事にするのに大体1時間程度で仕上げるとのこと。スピード勝負ですね。

「自分がずっと取材してきた選手が、プロ入りし、今後は取材できなくなると思うと嬉しいけれど寂しい気持ち。感慨深い。」と話す村井記者の言葉が印象的でした。
 4月から毎週にわたりオムニバス形式で現役記者、アナウンサーからの講話を聞く上で、仕事の大変さ、厳しさを知ると共にそれ以上のやりがいや誇りを感じることができ、学生も自分が楽しいと思える仕事に就きたいと語っていました。

地域に学ぶ ~観光まちづくり~

「観光まちづくり」、「まちおこし」、「地域活性化」という言葉が新聞、テレビを通して聞かない日がないくらい「観光」と「地域」の関係は我が国で注目されています。

観光専修の学生は"観光地づくりと学習"という授業を中心に、「地元を知る」ことがまちづくりの第一歩であることを学んでいます。
今回は、「日本語文章表現の基礎」の授業で、岐阜新聞美濃総局長 佐竹直人様にお越しいただき、加茂地域の観光を中心に講義していただきました。
白川茶(東白川村・白川町)、フルーツ大福(川辺町)、ANAの国際線で提供されている堂上蜂屋柿(美濃加茂市)や杉原千畝の命のビザ(八百津町)など、加茂地域には多くの資源があります。これらはすべて、観光者にとっては"観光資源"になり得るモノばかりです。

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佐竹総局長からは、加茂地域が人口減少、外国人移住等多くの問題も抱えているといったお話もありましたが、最近ではアウトドア施設、レジャー施設、オシャレな飲食店が多く誕生しており、学生らにとっては新たな加茂地域を発見できた良い機会となりました。

オーストラリアのダボと姉妹都市にある美濃加茂市には、オーストラリア風のBBQが楽しめる施設も完備されているそうです。

話を聞いて、学生からは「おいしそうだな~、行ってみたいなぁ。」といった声が上がりました。

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先月オープンしたばかりのリバーポートパーク(美濃加茂市)では、木曽川でアクティビティも楽しめるそうで、県外出身の観光専修学生からは、「どういった体験ができますか!?」と行く気満々の質問がありました。

今回のお話を聴き、実際に加茂地域に足を運んで学生がどう「まち」を視るのか。その体験が彼女たちの将来に役立つことと信じています。

美しい日本語 ~岐阜放送講座~

日本語文章表現の基礎の講義では今回、「美しい日本語」というテーマで、岐阜放送の安井怜介アナウンサーをお迎えしました。

安井アナウンサーは現在スポーツ中継を中心に活躍されている現役のアナウンサーです。テーマである「美しい日本語」とは何か?現在、若者の言葉が乱れていると言われているがどうなのか?といった内容で講義が始まりました。

みなさん、「依存」は何と読みますか?多くの方が「いぞん」と読みますよね。学生全員、「いぞん」と読むと思っていました。安井アナウンサーの持参された『NHK日本語発音アクセント新辞典(2016)』では、確かに「いぞん」と読みますが、旧アクセント辞典では「いそん」と読まれていました。時代の傾向により読み方が変わっている言葉がたくさんあるのですね。

「モデル」のアクセントはどうでしょうか。学生らは「デ」にアクセントを置きますが、正しくは「モ」に置きます。数年後にはもしかしたら、学生らのようなアクセントが正しいアクセントとなるかもしれませんね。

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学生からは、スポーツ中継時に使用する選手データノートの作り方や使い方などの質問が出ました。取材に行き、選手と話し彼らの試合に対する意気込みを聞き出すにはコミュニケーション力が大切との話も伺い、学生からは中継の裏には、それまでの地道な準備が必要なのか、との声が上がりました。

「半分、青い。」で岐阜を盛り上げる!

NHK朝のテレビ小説「半分、青い。」のロケ地として注目を浴びている東濃地区では、観光客を呼込もうと様々なイベントや観光商品を生み出しています。

4月26日、「日本語文章表現の基礎(文字論)」の授業で、東濃地区の現在を取材すr岐阜新聞中津川支局の現役記者瀬戸様をお迎えしました。

「半日、青い。」にちなんで「青い中津川ソフト」(栗きんとん×ソーダ味)を開発し、商品化した際の記事や自然豊かな中津川の様子を記事にした際の記者自身の熱い思いを伺いました。

また、学生らは講義の中で「東美濃ナンバープレートは要るのか?要らないのか?」といった実際の地域の話題について話し合いました。他県出身学生からは、「岐阜は、日本の真ん中にあるから、日本真ん中プレートにしたらどうか?」などの意見も飛び交いました。

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卒業後、地域観光の活性化に役立つような仕事に就きたいと考える観光・英語専修のがくせいにとっては、新聞記者という仕事も「地域の魅力を発信できる仕事」であるという認識を持つことができ、将来の職業選択に役立つでしょう。