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リフォーム・デザイン案コンテスト

第10回「わたしの住まいリフォーム・デザイン案コンテスト2018」入選作品と審査評の発表!

皆さん、こんにちは。

11月11日に、第10回「わたしの住まいリフォーム・デザイン案コンテスト2018」の本学にて表彰式を行いました。

表彰式後には、作品の中だけでは表現しきれなかった内容や制作上の苦労話もお聞きすることが出来ました。

入賞者・入選作品と審査評をご紹介いたします。(各賞内順不同)

また、2019年2月16日(土)、17日(日)岐阜柳ヶ瀬「てつめいギャラリー」にて展示予定です。

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A.技術・デザイン部門

建築士会賞 光あふれるガラス工房  

羽賀 諒子(岐阜県立可児工業高等学校) 

この作品は、このプランのままリフォームできてしまいそうな現実的な提案ですが、具体的な生活をイメージできているからこその細やかな配慮が高く評価されました。例えば、家族とお客さんの動線を分離しながらも、まだ小さい子ども達が必ずお店部分を通ることになる動線計画です。また2階の床を削ってバルコニーを設けることで寝室や子供室に開口を設け、採光や通風を確保している点も見逃せません。平面図やパースも分かりやすいものとなっていますが、断面図があると更に見る人の理解を助けられたかもしれません。

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優秀賞自然で学び舎

法月 はるね(静岡県立科学技術高等学校)

子供たちには、五感を使ってたくさんの自然に触れ、遊び、そしてその遊びの中から様々な事を学び、感性豊かな人になってほしい、そんな強い願いが込められた作品になっています。テレビゲーム、スマートフォンなどの普及や、安全面から、外遊びが減少している現代で、このような自然に触れ、遊ぶということはとても貴重な体験だと思います。木肌が見える現しの柱や梁などの躯体を、アスレチックのように活かし、とてもわくわくするような空間になっています。パース図に表現されている、手すり子や丸窓などのデザインは、日本らしさを感じ、細部にまでこだわった点が、高い評価につながりました。

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優秀賞造り酒屋がつなぐ大人のコミュニティ

玉城 アキオ(岐阜県立可児工業高等学校)

川原町には、古くは江戸時代からの町屋が軒を連ね、歴史ロマンを訪ねる観光客が多く訪れます。本計画は、川原町の文化と景観の保存を前提に、この雰囲気を何で、どう味わって貰うのが最高なのかを考え、地元の人たちと観光客、又観光客同士のコミュニケーションツールとして、岐阜の地酒を提供して大いに川原町を楽しんでもらおうという提案です。細い路地風の通路を奥へ進み、引き戸を開けると光を充分に取り込んだ開放的な中庭、その中庭に面してカウンターが設けられています。この中庭が本計画の中心になるもので、空間の演出も充分に考えられ、心穏やかな好ましい提案で情景も目に浮かんでくる良い作品です。

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優秀賞通り土間が人と人とをつなぐ家

石井 敦也(岐阜県立可児工業高等学校

川原町には、通り土間をもつ伝統的な町屋が軒を連ねています。この歴史的な町並みを生かした景観を求め訪れる観光客をも少なくありません。このような間口の狭い中で、伝統的なファサードに配慮し、かつ、家族の玄関と地域に開放した人々が気軽に利用できる空間のアプローチを分離し、プライバシーや家族の共同空間にも配慮した空間構成となっています。また、伝統的なファサードを活かすため、既存の棟とは直角に棟を配置し、高窓を装置して効果的に吹き抜けを配置するなど採光や通風にも配慮がなされています。加えて、壁面に珪藻土を利用して調湿にも配慮するなど設計意識の高さが評価されました。

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奨励賞『繋がる』喫茶店

塚原 佑斗(関市立関商工高等学校)

地域コミュニティーの拠点として、住宅に喫茶店を併用したプランです。通常だと、店舗とは別に住宅へのアプローチを設ける場合も多い中、奥の中庭で子供たちが遊ぶことを想定されているため、敢えて店舗の中を通って住戸に入る動線計画にもなっていますね。1階は店主と「繋がる」近さによって、店舗以外に中庭、LDと場所の選択がなされそうです。店舗の4人掛けテーブル3つの配置に、他のお客さんとの相席を促す目的もあるようで、「繋がる」ことを意識したデザイン案です。建物全体として、水周りは使い易くし、母屋の既存の構造を活かし、無理のないリフォームプラン構成にも好感が持てます。

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奨励賞傘が咲く茶屋

大高 明日香(静岡県立科学技術高等学校)

伝統文化の紹介と地域活性化を目指す茶屋を併設したリフォーム計画です。吹き抜けの空間を活かし天井に和傘の花を咲かせ、その傘が単にディスプレーにとどまらず、実際の雨や光を遮り、雨水も利用するという実用的な提案が、受賞の決め手となりました。傘の位置や高さもその時々で変化をさせ、雨粒の音だけではなく四季や天気の移り変わりを、傘を通して楽しむ空間は、とても情緒がありますね。また、イラストと色づかいから傘によって守られている安堵感というか優しさもこの茶屋に集まる人々を癒す空間になっていると思います。ただ、屋根伏図があると、もう少し分かりやすい図面になったと思います。

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B.アイディア・デザイン部門

優秀賞floral toilet

川添 瑞樹(愛知県立起工業高等学校)

この提案は「floral toilet」の題名のとおり、トイレが花柄を中心とした植物などに囲まれた空間となっています。用便を足せばよいという、実用的ではあるが殺風景で味気ないものとなっている現状のトイレに対して、その機能を見直しパウダールームとしての機能を充実させたものです。十分な広さを確保し、暖色系の花柄を基調としてつる性の植物や鳥かごなどを配して、一人のくつろぎ空間としても利用できる提案となっています。提案内容に加えてカーテン越しに見えるものの表現力の高さが評価されました。

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優秀賞海好き少年のMYPORT

後藤 沙月(岐阜県立大垣桜高等学校)

この作品には作者のメルヘンの世界が提案されています。何の不足もないと思われる現状のロフト付きベッドルーム。これを海とつながった水槽にすいすいと泳ぐ小魚たちと揺れる海藻のある波止場水族館のような夢の世界に変更。水槽にはハンモックよろしく小舟で夢を見ながら眠る作者。子供の頃に読んだ「不思議の国のアリス」よりメルヘンチックで優しく楽しい世界が提案されています。色使いも明るく、描かれているキャラクターも細部まで仕上げられており、見ていてとても癒されるホッコリとした作品となっています。

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優秀賞ひだまり

本間 巧夢(静岡県立浜松工業高等学校)

地域の人々のコミュニケーションの場となっていた、昔の日本の住宅に当たり前にあった「土間」。住宅の間取りやデザインも日々変化し、土間のある家はめっきり少なくなりました。近所づきあいが希薄になっている今日に「土間」を取り入れ、地域のコミュニケーションの場を提供しようとする、魅力ある自宅のリノベーション計画になっています。家族の趣味や経験を踏まえ計画された「土間」にあるファニチャーは、デザイン性にも優れ、かつ実用的で、インテリア計画もよく考えられています。全体として、画面構成やスケッチが分かりやすく、とても丁寧に仕上げてあります。 20181108-9 ひだまり.jpg

奨励賞Wood Entrance

大澤 李花(愛知県立起工業高等学校)

住宅の玄関はとても大切な空間でありながら、あまりリフォーム対象にならない空間ですね。確かに玄関が美しく整頓されていると、来客だけでなく住んでいる家族も気持ちよく過ごすことができますね。そんなことを再認識させてくれる作品です。玄関という限られたスペースの中に、見せる収納、隠す収納など、収納の仕方もよく考えて計画していますし、スケッチもとても分かりやすいものになっています。木製の収納ということで「wood Entrance」なのでしょうが、もう少し木の使い方について提案があるとより良かったのではないでしょうか。 20181108-10 wood.jpg

奨励賞The natural inside room

小川 裕加(愛知県立起工業高等学校)

作者の母親への感謝、家族の時間の大切さから発想された心和む、良い作品です。多くの家庭で普通に起きている事象に対して、「こうなれば良いのに」「こうすれば皆がハッピー」と言う素直な疑問を糸口に、料理を母親一人に頼るのではなく、家族みんなで会話を楽しみながら行う方法を提案しています。現状の問題点をしっかりと把握し、改良案を提案しています。図面のレイアウトも明快で、絵と説明文も解りやすく、好感が持てました。この案はアイディア・デザイン部門への応募ですが、インテリアも良く考えられており、実際にこのようなキッチンがあっても何ら不思議ではなく、非常に現実味のある提案です。 20181108-11 the natural.jpg

奨励賞JELLYFISH BATH

川口 菜月(愛知県立起工業高等学校)

「こころまで安らげる、見た目にも安らげるバスルーム」の提案です。自宅のバスルームは、シンプルで無駄のない、機能的で良いバスルームなのですが、作者はこころの安らぎ、見た目の安らぎと言う点で、少々不満を感じている様子で、この提案がなされています。  モチーフは「クラゲ」と「泡」です。窓には気泡をモチーフに泡水槽、床・壁・天井にはふわふわと泳ぎ回る可愛いクラゲ、想像するだけでも楽しくなります。更に「こころ落ち着く」青を基調に纏められたインテリアは、子ども達だけではなく充分大人達にも心安らぐバスルームとなることでしょう。動く可愛いインテリアの発想は、素晴らしいものです。 20181108-12 jelly.jpg

奨励賞2018年 音楽の旅

平光 祥太(岐阜県立岐阜工業高等学校)

好きな音楽にどっぷり浸れる秘密基地のような空間を使われていないガレージの地下に増築するという提案ですね。地下室の壁面全体が液晶画面になっているところが未来的で、さらにそれが場所を飛び越えて他の空間とつながることも想定されています。もしかしたら近い将来にこんな空間の使われ方が当たり前になるのかもと思わせてくれます。地上部分と地下部分はどのようにつながるのでしょうか?二つの空間をつなぐ空間についても提案があると更に魅力的な作品となったかもしれません。 20181108-13.jpg

奨励賞Sky-on-slope

渡邉 さくら(岐阜県立岐阜工業高等学校)

山の斜面を活かし、自然と共存する建築を考えた楽しい作品になっています。斜面を活かした室内は、スキップフロアのような空間になっているため、窓から取り込む景色はそれぞれ異なり、様々な景色を楽しむことができるのではないかとわくわくします。片流れの屋根には大きな天窓が設けられており、空を近くに感じることが出来そうです。その「空」をモチーフにしたインテリアにも、こだわりが感じられます。着彩の仕方や色合いも、自然の優しさや温かさが伝わる表現になっています。 20181108-14 sky.jpg
学校賞岐阜県立可児工業高等学校
受賞された皆さん、おめでとうございます! 20181111.JPG

第10回わたしの住まいリフォーム・デザイン案コンテスト2018 ご応募ありがとうございました!

第10回 わたしの住まいリフォーム・デザイン案コンテスト2018 に今年も、A,Bそれぞれの部門に合計129点ものご応募をいただき、ありがとうございました。

出展してくださった高校も全国にわたり、昨年にもまして楽しい、ユニークな提案や、表現力の高い作品が揃いました。

厳正なる審査を行い、11月11日さぎ草祭に合わせて本学にて入賞作品の表彰式を行う予定をしております。

多数のご応募、ありがとうございました!    

 

    

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「第10回わたしの住まいリフォーム・デザイン案コンテスト2018」

 「第10回 わたしの住まいリフォーム・デザイン案コンテスト2018」を開催します。
 昨年度に引き続き、技術・デザイン部門とアイディア・デザイン部門にわけて、作品募集を行います。今年度の技術・デザイン部門も、提題された住まいへの提案となります。アイディア・デザイン部門は、楽しい発想や斬新な図面表現を評価しますので、建築・デザイン科以外の皆さんも、どんどん応募してくださいね!

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「第10回わたしの住まいリフォーム・デザイン案コンテスト2018」募集要項

住まいを対象に、リフォームの提案を募集します。

1 応募期間 平成30年8月20日(月)~平成30年9月9日(日)(当日消印有効)


2 募集内容 住まい全体、あるいは住まいの一部を対象として選び、現況の様子あるいはリフォーム前の写真や図と、あなたの考えるリフォーム後の構想を平面図<寸法記入不要>・立面図・透視図などに描いて送ってください。文系の方もどしどしご応募ください。

3 応募資格 高校生・短期大学生(専門・専攻は問いません。)


4 作品応募規定
 次の二つの部門があります。いずれかを選んで応募してください。
A:技術・デザイン部門
提題された住まい(本学HP掲載)を対象にして、現実的な問題(例えば、環境とエネルギー・高齢者や障がい者への配慮・コミュニティの活性化など)への提案を評価します。
B:アイディア・デザイン部門
若々しく楽しい発想や斬新な図面表現、身近な実践例などを評価します。
A・B部門共通事項
(1)用紙:A4以上A2サイズまで1枚、紙質自由(ケント紙が望ましい。)
(2)氏名・学校名・学年などを「出品票」(本学HPに掲載)に記入し、提出作品の裏面右下に糊付けして、下記郵送先まで送付してください。
※ 作品が1点の場合でも、「出品者一覧票」(本学HPに掲載)をお付けください。

5 郵送先 〒501-2592 岐阜市太郎丸80番地 
岐阜女子大学家政学部生活科学科住居学専攻
「わたしの住まいリフォーム・デザイン案コンテスト」係
TEL:058-229-2211(代)


6 審査員 岐阜県内建築系教員・岐阜県建築士会会員・本学教員プロジェクトチーム

7 表彰及び賞 2018年11月に表彰式をおこないます。
特 選   1点 賞状、副賞(図書券5万円)※特に優れていると認められる作品
建築士会賞 1点 賞状、副賞(図書券3万円)
優秀賞   各3点 賞状、副賞(図書券1万円)
奨励賞   若干 賞状、副賞(図書券3千円)
学校賞(優秀作品を多数寄せてくださった学校)、副賞(図書券2万円)
入賞作品は岐阜女子大学家政学部生活科学科住居学専攻HPに掲載し、2019年2月「じゅうろくてつめいギャラリー(岐阜市徹明通1丁目3)」にて展示予定

8 その他
※ 作品の使用権は主催者に帰属し、応募作品は返却いたしません。
※ 内容に対する質疑応答はいたしません。
※ 規定以外の事項に関しては応募者の自由裁量とします。
◆技術・デザイン部門の提題

付図のような間口3間の町家を対象にして、リフォームを考えてください。

1 設計条件
(1)第一種住居地域、建ぺい率60%、容積率200%とする。
(2)建物の出入り口は北西に面しており、前面の道路は幅員6.5mで北東から南西に通り抜けている。両側および道路をはさんで北西側も類似の住宅がつらなっている。
(3)住まい手は、30代の夫婦と子ども(男10歳、女8歳)とする。
(4)職業は応募者が自由に設定してよい。

2 その他
(1)壁量計算で確認する必要はない。
(2)構造部材(梁、柱など)を露出する場合の部材の姿は、応募者に任せられる。
(3)現状の屋根は4.5寸勾配、瓦葺き。
(4)その他、図に規定されている以外の内容については、応募者の自由裁量とする。
(5)岐阜市では、「岐阜市景観基本計画(平成19年8月22日付け 第23回岐阜市都市景観審議会了承)」を策定し、新しい未来に向けて、視覚的な美しさとともに、地域固有の自然・歴史、人々が共有する価値観や文化がまちの表情としてあらわれ、安らぎや潤い、愛着や人々の温もりにより精神的な満足感や快適性が得られるものを真の美しさとしてとらえた美しい都市づくりに向けて、景観の形成に取り組んでいます。
※ なお、この提題の町家は、岐阜市教育委員会が昭和56年2月に発行した「旧中川原街並調査報告」に掲載されているものを再構成したものです。

昨年の入賞作品はこちら

わたしの住まいリフォーム・デザイン案コンテスト募集要項及び、出品票、出品者一覧票

技術・デザイン部門の課題

<卒業研究展示会とリフォーム・デザイン案コンテスト2017入賞作品展示のご案内>

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皆さん、こんにちは。

今年度も

2月17日(土)

  18日(日)

に、じゅうろくてつめいギャラリーにて、卒業研究展示会を行ないます。

あわせて、第9回 わたしの住まいリフォーム・デザイン案コンテスト2017 の入賞作品の展示、ならびに1~3年生の授業課題作品の展示も行ないます。

住居学専攻での学びを知る良い機会となっておりますので、高校生の皆さんも、是非遊びにいらしてくださいね♪

第9回「わたしの住まいリフォーム・デザイン案コンテスト2017」入選作品と審査評の発表!

皆さん、こんにちは。

第9回「わたしの住まいリフォーム・デザイン案コンテスト2017」入選作品と審査評をご紹介いたします。

また、2018年2月17日(土)、18日(日)岐阜柳ヶ瀬「てつめいギャラリー」にて展示予定です。

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A.技術・デザイン部門

建築士会賞 夫婦の着物ギャラリー  

小池 久遠(岐阜県立可児工業高等学校) 

川原町には、古くは江戸時代からの町屋が軒を連ね、歴史ロマンを訪ねる観光客も少なくありません。SNS時代とも言われる現代の社会現象を取り込み、歴史に現代の風を送り込んだ融合的プランだと思います。 間口の狭い町屋造りにおいて、ファサードの設計は大いに重要な役割となります。ギャラリーを併設している特徴も生かし、メイン通りのファサード設計の意識の高さが評価されました。また、将来の改築をも見通した木造フレームの採用によって、近年再開等に取り入れられているファサード保存をしての背面工事可能だというプランもよく考えられていると思いました。 20171019-1.jpg

優秀賞前庭から中庭,後庭へ視覚的効果を楽しむ町屋リフォームの提案

飯野 有希(埼玉県立熊谷工業高等学校)

この作品は、町屋に通風と採光をもたらす坪庭にあたる中庭、さらに前庭を設け、前庭から中庭、後庭へ視線が通る間取りにリフォームされた案です。中庭を設けることにより、夏を過ごしやすくする町屋本来の風の通り道をつくる作品は他にもありましたが、1,2階のどの居室も外気に面する配置とし、庭が部屋の延長として見えるため、その部屋そのものが広く感じられる間取りです。また部屋の用途を固定しないことで、ちゃぶ台を置いた部屋が食事室となり、布団を敷いた部屋が寝室となる暮らしは、四季折々に住み手が自然と寄り添う暮らし方が実現できる住まいと、高く評価しました。 20171019-2.jpg

優秀賞土間がつなぐ茶屋と町案内のコミュニティ

坂崎 栄亮(岐阜県立可児工業高等学校)

懐かしい「土間」を主題に、『であい・交流』を生む空間を 提案した作品です。
奥の庭まで繋がった 土間をうまく使って 町の案内所 茶屋 ギャラリ- トイレなどの機能を持たせることで 日常の出会い・交流の場を提供しようとしています。夫婦のすまいは 二階です。全体を通して 通風 採光 自然の恵みを うまく活用する提案になっています。この作品の最大の特徴は 何と言ってもプレゼンテーションの上手さです。全体レイアウト・ 各々の図面の精度も高く、大変わかりやすく表現されていて 高評価でした。肩の力の抜けた 素晴らしい作品です。
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優秀賞夏の夜に降るふんわりこな雪

大石 真歩子(静岡県立科学技術高等学校)

何とも 詩的な心温まる作品です。世界的に工業化が進み 経済性とか、効率のみを追及する現代社会に疑問を抱き"自然と人間との関係"を再度見直すべきとの提案が、なされています。水 みどり 土 光 空気と共に暮らす夫婦が主人公です。家の中には大きな水車があります。この水車の活躍で水が浄化され いろんな場で利用され 人間の五感にまで働きかけます。せせらぎの音、そして遂に ホタルまでが蘇ります。夏の「こな雪」が舞っています。素晴らしい光景です。人間にとっての自然とは? そんなことを問いかける 心温まる 良い作品です。 20171019-4.jpg

奨励賞美濃和紙風力発電の家「七輪」

海野 秀斗(静岡県立科学技術高等学校)

この作品は、美濃和紙で町興しをできないか、ということから考えられたそうですが、町屋の坪庭が温度差で空気の対流をおこす仕組みを、うまく取り入れられています。七輪による熱を、美濃和紙風力発電機で空気の流れを捉え、それにより発電機をまわし電力をつくる、美濃和紙風力発電機は店のインテリアシンボルともなり、美濃和紙の良いピーアールにもなっています。店内の建具や照明器具のシェードなど、様々な美濃和紙の利用法も考えられ、美濃和紙の魅力を伝える空間として、デザインされています。丁寧に着色された図面によって、わかりやすいプレゼンテーションになっています。 20171019-5.jpg

奨励賞古い街並みの花屋さん

尾前 知加予(岐阜県立岐南工業高等学校)

この作品は町家の基本的なデザインと空間構成を継承しながら、現代的な店舗(花屋)と居住者の趣味等を活かした住まいをうまく組み込んでいます。
元々は母屋の裏手にあった庭を店舗空間の裏に移すことにより、店舗と住まいを明確に分離し、それによって店舗や住まいのリビングや寝室に心地よく光や風が入れることができるようになっています。また、大屋根によって生まれる高い天井高の空間もうまく生かしていることも評価されました。

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B.アイディア・デザイン部門

優秀賞ばあちゃんちの玄関まわりをなんとかしたい。

瀧本 彩乃(静岡県立浜松工業高等学校)

題名からも読み取れるように、瀧本さんの強く優しい思いが伝わってくる、非常に現実味をおびた作品です。現状のおばあ様の家の問題点を的確に捉え、300㎜の段差というバリアを改善することでおばあ様の生活をより安全で、快適なものにしたいという、まさにバリアフリーの考えに基づいています。また、居間と玄関の間に小窓をつけ、居間にいながら玄関の様子を伺えるような工夫や、行き止まりの廊下からの動線の見直して、段差の解消だけでなく、住まい手のことをよく考えられた作品になっています。是非、おばあ様の為にも現実にしてほしいものです。

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優秀賞LIVING IN THE FOREST

寺島 みなも(愛知県立起工業高等学校)

この作品は兄弟姉妹4人が使う部屋の問題点を解消しようとしたものです。何と言っても迫力あるパース図が目を惹きました。このパース図の中央にどっしりと備え付けられた装置により、散らかりがちなモノを収納し、空間を緩やかに分離すると同時に空間の立体的利用を可能としています。一見邪魔になりそうですが、木に見たてたどっしりとしたデザインが安心感と心地よさを与えてくれています。また、秘密基地のようなワクワク感も伝わってくる作品に仕上がっています。 20171019-8.jpg

優秀賞原木森々な部屋

山田 峰匡(岐阜県立岐阜城北高等学校)

この作品は部屋の中を大自然そのものにしてしまう、楽しさが溢れ出る、斬新な提案です。壁は自然の風景に近づける為に天然の岩石を用い、天窓の天井からは太陽の光が降り注ぎ、たくさんの植物が育っています。さらに部屋の中に川までもが流れ、川の水はパイプから引き込み、その水が地中を浸透し、木々が育っていく仕組みも考えられています。この自然に包まれた空間は癒しの場所となりそうですね。またスケッチからも大自然の迫力がよく伝わり、上手く表現されています。 20171019-9.jpg

奨励賞Assembly of Box-Shaped rooms

石川 恵悟(愛知県立起工業高等学校)

5人兄妹というところから生まれるリアルな悩みを明確にし、改善策を具体化した現実味をおびた作品です。大きな空間の中に各々の個室空間となるBOXを配置させることで、プライバシーを守りながらも、共有スペースでのコミュニケーションを大切にするというコンセプトがしっかり表現されています。また家族の成長とともに生活スタイルも変化するため、柔軟な使い方ができるように考えられています。 20171019-10.jpg

奨励賞ぎふっと風呂

太田 美里(岐阜県立岐阜工業高等学校)

このお風呂は家の中にあっても露天風呂のような自然との一体感を感じることができるようになっています。お湯につかって遠くの山々を眺め、リラックスできます。
また、家にいながら、あるときは新穂高温泉の湯、またあるときは下呂温泉の湯といった具合に県内各地の有名温泉にも入ることができ、温泉好きにはたまりません。
加えて、ガラスで仕切られた床下の川に魚を泳がせるなと夢いっぱいの「ぎふっと風呂」に仕上がっています。こんなお風呂が実現したら楽しいですね。
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奨励賞宇 宙 図

岡山 乃愛(岐阜県立岐阜城北高等学校)

達者な図面表現にひかれ、思わず見入った作品です。図面全体からきらめく多くの星と大きな宇宙を連想させます。又地下室へのエレベーターも簡単に表現されているのですが、なぜか宇宙エレベーターを連想させます。どこにでもありそうな 一般的な部屋が、瞬間移動で宇宙空間に早変わり、そこで寛ぐ作者の姿が 目に浮かびます。照明 時計 スピーカー エアコンなどの設置案内図が用意されそれをめくると不思議な宇宙空間が表現されています。又地下室も達者な表現と説明文で納得させてくれます。全体的に奥行のある楽しいアイディアの 好ましい作品になっています。 20171019-12.jpg

奨励賞夏に集うウッドデッキ

岸 明音(岐阜県立岐阜工業高等学校)

この作品は高齢者である祖父母のために、ウッドデッキを用いて庭と室内の段差を解消しようとするものです。これだけであればよくあるリフォーム内容ですが、作者はこのウッドデッキを積極的に楽しく使うアイデアを盛り込んでくれています。外部空間であるウッドデッキを、外部空間をより身近なものとするための室内の延長空間としてとらえ、家族や親戚、友人などが集まって、緑のカーテンを視覚と味覚で楽しみながら流しそうめんに興ずる光景が目に浮かぶ、そんな作品に仕上がっています。 20171019-13.jpg

奨励賞AQUA BATH

白石 萌々音(岐阜県立瑞浪高等学校)

この作品を見て、子供のころ夏休みに川へ魚取りに出かけ、捕まえた魚を浴槽に入れてお風呂で遊んだことを思い出しました。
水槽の中で魚がのんびりと泳いでいるのを見ると心がとても癒されます。水槽が玄関や居間に置いてあるご家庭もあると思います。お風呂に入って汗を流しのんびりとリラックスして、壁面一杯の水槽でスイスイと泳ぐ魚を創造すると楽しくなります。
こんな楽しいお風呂を是非とも実現してください。
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奨励賞人に優しい玄関

西川 朋杏(岐阜県立岐阜総合学園高等学校)

この作品は住宅で快適な暮らしをするため玄関をとらえて、現実的な提案をしたものです。高齢者や体の不自由な方の車いすを想定した引き戸やスロープそして、十分な広さのある玄関、脚力の衰えを感じている人のための収納にも配慮した玄関椅子、必要に応じて引き出せる手すり。また、普段は隠れていて身だしなみのため必要な時のための開閉式の鏡や化粧品の収納場所の確保、多目的に活用できる机の設置など様々な工夫をいただきました。
将来の自宅に洗練されたデザインで実現できるといいですね。
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学校賞岐阜県立可児工業高等学校