修了生の声

通学

田中 恵梨 さん | 2014年3月修了(文化創造学専攻:通学)

下呂ふるさと歴史記念館に学芸員として勤務in-syuryosya-koe1.jpg

 在学中は、デジタルアーカイブについて学び、下呂市に残る神社拝殿の天井画の記録保存方法について研究をしました。天井画は、描かれた絵そのものだけではなく、それにまつわる歴史的背景や周辺地域に残る自然や文化、地域の人々の関わりなどから成り立っています。このように文化資源を広く捉えることによって、オリジナルの状態をなるべく維持したままで、その歴史的証跡を後世に伝承することが可能となってきます。
 大学院の授業では、このような視点で有形・無形の多様な文化資源を記録し保管する方法、利用者の分析からなる多種の提供方法、その評価までデジタルアーカイブの一連のプロセスを学ぶことができました。
 現在、下呂市の博物館で学芸員として勤務しています。下呂市では地域資料をより広く活用していく取り組みを進めており、私は史料整理や目録作成をする中でその管理や提供方法の基準を設定していく仕事を担当しています。
 大学院で学んだデジタルアーカイブ開発の一連の知識は、管理と利用両方の視点から適切な史料アーカイブシステムを構築するのにとても役に立っています。

松井 久美子 さん | 2012年3月修了(初等教育学専攻:通学)

岐阜市公立小学校に教員として勤務in-syuryosya-koe2.jpg

 大学院への進学を視野に大学4年次より大学院授業科目早期履修制度を活用し、学びを深めてきました。大学院進学を決定するとともに、特任講師として岐阜県内公立小学校に勤務。大学院での学びと学校での勤務の2足のわらじをはき学び続けました。
 小学校での勤務で課題にぶつかると、土日の大学院の授業で同級生や先輩の先生方に会い、その課題について話し、討議することで、一人では解決できなかったことが解決できていったように感じています。小学校という教育の現場で起きていることを、大学院の授業を通して改めて認識し直せたことが小学校において教育していくうえでの強みとなりました。
 修士論文では、大学生時代から続けてきた飛騨高山の地域教材開発をさらに発展・深化させ、現在その活用が議論されているICT機器(タブレットPC・電子黒板等)を活用した教材の在り方を研究し、実際に教材の開発をしました。題材となっていた高山が大学院修了後の4月からの初任地となり、愛着をもって初任校での勤務を勤めあげることができました。
 現在は勤務地が変わり、新たな地での教育に携わっていますが、教育の根幹は同じ。これまで学んだことを子供たちに還元していきたいと思います。

通信

伊勢 博 さん | 2010年3月修了(文化創造学専攻:通信)

(株)アーキネット代表取締役/東北文教大学(非常勤講師)/東北芸術工科大学(非常勤講師)in-syuryosya-koe3.jpg

 私は進歩の激しいデジタル化社会に恐れを抱き、これからの社会に求められるであろう人材であるデジタル・クリエイターに着目し、岐阜女子大学大学院に入学しました。
 大学院では、上級デジタル・アーキビストの資格を取得しました。
 大学院修了後は、地元山形県や東北文教大学より「デジタル・アーキビスト」の育成を依頼され、現在は指導に当たっています。

廣島 早苗 さん | 2015年3月修了(初等教育学専攻:通信)

教育委員会事務局非常勤嘱託員(幼稚園等新規採用教員研修に関わる研修補助教員)in-syuryosya-koe4.jpg

 私は、現職の幼稚園教諭や保育士の研修に携わってきました。その中で、現在の幼稚園教諭や保育士には"感性"を磨くことが必要であると感じ続けてきました。
  そこで、岐阜女子大学大学院に入学し"豊かな感性と創造性を保育者に育む"基礎理論を学ぶこと、修士論文での研究を通し実践を行うことで、これまで自らが 行ってきた手法の確かさを立証し、論文としてまとめました。今後の若手教員・保育士の育成に当たっていきたいと思っています。