教員紹介(文化創造学専攻/日本文化分野・日本文化研究分野)

住川 英明
教授
 専門は、日本書道史学・書写書道教育学。書簡・原稿を史料とした筆跡研究や教育現場と連携した国語科書写の授業研究などを行っている。知的好奇心をもって深く考えることは、いま生きている瞬間を確かで厚みのあるものにしてくれるだろう。
中根 安治
(海童)教授
 殷~唐の古典を中心に、「書写材料」に着目して用筆法を探求し臨書研究をしている。また、揮毫場面を多方向(前・上・下・左斜上)撮影してデジタルアーカイブ化し、デジタル教材の開発にも取り組んでいる。
森嶌 隆一
(隆鳳)教授
 王羲之を研究の柱に据えながら、羲之書法を受け継いだ北宋の米?、明末清初の王鐸の二人に焦点を当て研究を続けている。特に王鐸の連綿草の美しさに魅せられ、それの表現の為に研究の多くを割いている。
弓削 繁
教授
 専門分野は中世文学。中でも歴史論書や軍記物語などを、文献学的研究をベースに、文化史、思想史を視野に入れつつ研究している。また、古文教育に関して、本文を生き生きと立ち上がらせる読みの方法を追及している。
入江 さやか
准教授
 専門は,日本語学。特に音韻・語彙・表記を扱う。音素の分布,及び配列から日本語の特徴を捉えることを主なテーマとしている。最近は,音素の分布から,日本の各地方言を分類することに関心を持っている。
河井 昭乃
准教授
 専門は中国古典文学。特に『史記』を中心とした歴史を題材とする作品について、措辞・作品の構造など文学的側面からのアプローチによって読み解くことを研究課題としている。また最近は国語教育における教材としての漢文のあり方についても興味を持っている。